恥ずかしながら、自分ががんになっているにもかかわらず、「がん対策基本法」の存在を今ごろ知りました（施行は平成19年４月）。
お医者さん553人に、もし自分や家族ががんになったらどんな治療をするかアンケートを取った記事が読みたくてAERA 2018年2月12日号をKindle版で購入して、他の記事も読む中で「がん対策基本法」についても知りました。
事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン（全体版）令和５年３月改訂版［2.2MB］
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001088186.pdf
自分が「悪性リンパ腫」かもしれないと告げられた時点でこれらの情報を知っていれば、医療費への備えや、仕事を休む事に関して、もっと会社とスムーズに話し合いが出来たんじゃないか…って思います。
今日は、たまたま、こんな動画も見つけました。
僕が入院してた病院には、各病室で自由に利用できるWi-Fiがあって、かなり助かりました（いまだに病室でのWi-Fi利用ができない病院があるんですね…）。
これを書いているのは、2023年6月20日です。
抗がん剤治療を始めた頃（2023年２月）と、今とでは、明らかに現れる症状が違う気がします。
2023年2月時に感じた副作用
・脱毛
・ずーーーっと腹痛。
・とにかくお腹が痛くて、寝られん。
・食欲がない。
・食べても、すぐに満腹感を感じて、それ以上は食べられない。
2023年6月現在で感じる副作用
・ずっと続く倦怠感。
・便秘になったり、下痢したり。お腹が調子悪い。
・手先の痺れ（もはや痛い）
・食べても体重は増えない。
いま（6月）感じているのは、
2月と6月では、かなり感じている身体の不調の内容が違うなという事。
2月は抗がん剤治療の前に、生検の為に下腹部を腹腔鏡手術をしていて、穴が開いていた（当然、塞いでありました）んやけど、実際のところ、身体の中がどうだったか、自分には分かりません。
2月から3月にかけての下腹部に感じた不快感は、実は外科手術のせいだったんじゃないか…とも思っています。（もちろん、抗がん剤のせいで、便が出たり・出なかったりする事もあります）
現在、利用しているIIJmioのギガプラン（2GB）が契約から７ヶ月が経過して基本料の割引キャンペーン（６ヶ月）が終わるので、５月末で解約する事にしました。
その代わりとして、来月から選ぼうとしているのは、
nuroモバイルのNEOプランです。
終了日未定のキャッシュバックキャンペーン（NEOプランお申し込み特典）、これは利用開始月を除く8か月目に、18,000円がキャッシュバックされます（ポイントとかじゃなく現金で）。
https://mobile.nuro.jp/plan/neoplan/campaign/
なので、6月に入ってから申し込みをすると、８ヶ月目は2024年２月ですね。
NEOプランは、登録事務手数料とSIMカード準備料が0円なのも、有り難いですね。
なので、NEOプラン（20GB）は月額2,699円なので、８ヶ月分は21,592円でそこから18,000円を引いて、８で割ると、実質１ヶ月あたり450円くらいで20GBが使えちゃうって事ですね。
回線は、ドコモ・au・ソフトバンクから選択できるので、メイン回線とかぶらないソフトバンク回線を選ぶつもりです（docomo回線は心配なので）。
2023年6月1日追記
上に書いたキャンペーンは5月31日に終了した模様です。
6月からのキャンペーンは月額料金が１年間1,980円に割引されるものに変わりました。
これだと、あまりうまみがないので、また検討し直します。
（現在残ってる格安SIM回線は、y.u mobileのみになりました。あっ！povo2.0があったんだった！ｗ）
前回の更新から、約半年近く経ってしまいました。
昨年（2022年）の12月に近くの内科クリニックを受診しました。
それまで、ここ１年くらい時々、高熱が出る事がわりと頻繁に続いたからです。
発熱（38度から、高い時は39度になることも）以外は特に目立った症状もないし、身体のだるさとかも無かったので、放っておいたのですが、なんか急に気になって内科クリニックを受診しました。
そうしたら、大阪市の大きな病院を受診する予約と紹介状の手配をするっていう話になりました。
12月中旬ごろ市内の病院を受診し、血液検査の結果、悪性リンパ腫の疑いがありますね…と言われました（悪性リンパ腫の疑いだと言われた時、それほど驚きはありませんでした。なぜなら僕は３人兄弟の末っ子で、上の兄２人共が既に同じ病気になっていたからです。遺伝性の病気って訳でもなさそうなのですが…）。
その翌々日にはPET-CT検査（検査には時間が掛かります。費用も高額です。検査は10万くらいします、保険は適用されます）をして、そこでも「悪性リンパ腫の疑い」だったので、検査の為に、入院て事になりました（まぁ、その時は確定診断には至らなかったわけですが）。
確定診断にするには、身体の中のどこかから細胞をとって、それを病理部で診てもらって、判断をし、治療計画を立てるわけです。
背中側から針を骨髄に刺して細胞をとるやつ（骨髄穿刺）、2回やりましたけど、麻酔が効いてるとはいえ、やはり痛かったです（しかも、この検査からは確定に至りませんでした）。
とる細胞の量が少ないと、取りたいと目論んでる細胞があるかどうかは分かりません。
肺から（呼吸器内科）も取りましたし、胃に胃カメラを入れて（消化器内科）、胃を貫通してお隣の脾臓の細胞もとりました。
最終的に2023年2月7日に、下腹部のPET-CTで怪しそうな部分（リンパ節）を腹腔鏡手術（外科）で採取して検査してもらいました。この手術でとった細胞からホジキン型悪性リンパ腫と確定診断もらいました。
外科手術から１週間は、起き上がるたびに激痛が腹部に走りました。
2月21日から抗がん剤（抗がん剤っていうたら、がんに効く便利な薬みたいに聞こえてしまうけど、症状によっていろいろ種類があるみたいです）治療（抗がん剤4種類の組み合わせ）（アドセトリス、ドキソルビシン、ダカルバジン、ビンブラスチン）が始まりました。
初回は入院して、副作用の出方を見ながらという事で１ヶ月弱の予定で入院しました。
いろんな抗がん剤の種類があるみたいですが、誰にでも現れる副作用として教えてもらったのは、
・脱毛（毛が抜けます）
・血球が減少します（なので白血球を増やす注射を毎日します）。
抗がん剤治療を始めて、最初に辛かったのは、しゃっくりでした。
忘れた頃に急にでます。
その後は、ずっと続く下腹部の痛みと不快感。
そして訪れる食欲不振（普通の病院食はほぼ食べられなくなりました）。
3週目が近くなると、まだ短くしていなかった髪の毛が大量に抜け始めました（早めに坊主にしておいてもらえばよかったと、少し後悔）。
お風呂場で髪の毛が抜けると、後始末が大変なので。
あと、便秘になった時も辛かったな～
入院中に２回（２回で１クールって言うらしい）の抗がん剤治療をしました。
３月に退院してからは、通院で治療を続けています（１日は血液検査と検診のあと抗がん剤の点滴、翌日は血球を増やす注射で２日間病院に行きます）。
（体重が去年の12月に比べると、10kgくらい減りました）
昨日（2023年5月24日）は、いつもの血液検査のあとCT検査の予約が入ってました。治療を始めてからは初めてのCT検査です。
血液検査の項目の中に、可溶性インターロイキン2受容体（sIL2‐R）というのがあって、正常な方は数値が500以下くらいみたいですが、僕の場合は9000だったり、１万を超えてる時もありました。まだ健康な方に比べたら正常値より多いんですが、3桁になってました。
それから、CT検査の画像も見せてもらいました。
最初に撮影した時は、正常時のものがないので、比較が出来なくてピンと来ていなかったのですが、脾臓がだいぶおっきくなっていて、昨日はそれと比較するとかなり小さくなっているように感じました。
肝臓も同様に小さくなっていました。
治療の効果を視覚的に見る事で、少し勇気が出ました。
辛い副作用がでると、心が折れそうになるので、少しでも希望のようなものが見られるのは素直にありがたいです。
昨日が４クールめの１回目だったので、もうちょっと頑張ってみます（予定では６クールやります）。
抗がん剤治療を始めてから、自分に現れた副作用
・腹痛（胃とか腸というより、下半身のあちこちが痛くなる感じ）
・しゃっくり（思い出した頃に急に出るように）
・食欲不振（病院食を食べるのは、ほぼ無理に）
・脱毛（３週間くらいしてから抜け始めました。）
・手先（指先）の痺れ、痛み
・体重減少（筋肉量がかなり減ったように思います）
・便秘だったり下痢になったり。
